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『最新マシン情報:スペインGP』フェラーリの新ノーズは開幕前から開発か?

ISM


フェラーリ 新ノーズ

開幕前から開発がウワサされ、スペインGP直前のバルセロナ合同テストでついにベールを脱いだ中空ノーズ。スポンサーの「Shell」マークの下に設けられた吸入口(写真1枚目)から採り入れた空気をカーナンバー直後に設けられた排出口(写真2枚目)から放出するシステムである。つまり、ノーズの中を通る空気の流れで負圧を発生させてダウンフォースが得られるわけだ。その存在を知りつつ、ライバル勢がすぐにマネできない背景には、ノーズコーンがクラッシャブルストラクチャーを兼ねていて、ノーズのデザイン変更にはクラッシュテストを再度受けて合格しなければならないことが考えられる。つまり、フェラーリのこの新ノーズはかなり前から開発されていたと想像できる。

ルノー 新フロントウィング・アッパーデッキフラップ

昨年まではノーズの上をまたがずに、左右の翼端板との一体成型タイプのアッパーデッキフラップを採用していたルノー。今シーズンに入ってマクラーレンが先鞭(せんべん)をつけたオーバーブリッジ型のアッパーデッキフラップを採用。そのフラップをスペインGPからモディファイしてきた。左右の翌端板を「へ」の字型のシルエットでつないでいたフラップ形状を、「Ω」型に変更。真ん中の丸みを帯びた両脇には第2翼端板といえる小型の衝立(ついたて)も追加されている。2台ともリタイアに終わったため、残念ながら、その効果の真価は問えなかった。しかし、燃料が軽かったとはいえ、フェルナンド・アロンソが予選でフロントローにつけた走りを見ると、この新フラップが『R28』のパフォーマンスを高めていたことは間違いない。(写真3枚目)

2008年5月1日 12時37分 ISM

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