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ラグビー 今泉清コラム「スーパーアタックル」

【第2回】トップリーグ第3節を終えて ~波乱が起こった!~

開幕戦の反省を生かした勝利!コカ・コーラウエストの向井監督の手腕には脱帽である (C)スポーツエンターテイメントアソシエイツ

開幕戦の反省を生かした勝利!コカ・コーラウエストの向井監督の手腕には脱帽である (C)スポーツエンターテイメントアソシエイツ

トップリーグ第3節、波乱が起こった。ヤマハ発動機がコカ・コーラウエストに、13-22で負けた。
開幕戦で日本IBMに敗れたコカ・コーラウエストは、試合後のコメントにおいてディフェンス面の強化を強調していた。今回は、その点が上手く修正されていた。トップリーグの上位常連のヤマハ発動機を、前半の1トライだけに抑えた。見事である。チームとして問題解決の目的意識をしっかり持って、全員で把握して意思統一が出来ている証拠である。これも向井昭吾監督のコーチング手腕、脱帽である。
しかし残念なのが、このような好ゲームのテレビ放送がないこと。トップリーグの公式ホームページにも試合の詳細リポートが掲載されていない。正直言って、もったいない。
日本のトップリーグは間違いなくレベルアップしている。少なくとも、トップリーグの上位と下位とで差が狭まってきていることは、この試合結果からも見てとれる。そう考えると、冒頭で波乱と書いたのは、適当ではないのだろう。

「This Week Preview」で紹介した「意地の張り合い」のひとつ、クボタ対三洋電機は、25-20でクボタが勝利。三洋電機は昨年のリベンジならず。クボタは、この勝利をきっかけとして大きく飛躍したい。

秩父宮で行われたサントリーと日本IBMの対決は、前半こそ14-3と、さほど点数に開きはなかったが、後半はサントリーの攻撃力が爆発。6トライを奪う猛攻を見せて、前節でヤマハ発動機に敗れたマイナスイメージから脱却した。後半の猛攻は、今後の究極のアタッキングラグビーへの序章を思わせる内容だっただけに、今後にさらなる期待が持てる。

神戸製鋼対リコーは、黒の旋風が起こらず赤い鋼に跳ね返された。19-8で神戸製鋼の勝利。
上記以外のカードでは、東芝、NEC、トヨタ自動車が危なげない試合運びで勝利、第3節を無事に終えている。


第4節(9/30、10/1)の注目は、ヤマハ発動機を破って勢いに乗るコカ・コーラウエストと、順調に勝点を加算しているトヨタ自動車との対戦が楽しみだ<10/1(日)14:00~@岐阜県・長良川>。
戦闘機を思わせる速さと強さを兼ね備えるトヨタ自動車のWTB遠藤選手、今年の目玉新人であるFB正面選手の速さと強さに加えてフィギュアスケートの滑りのような柔らかい走りを持つランニング・スキル。チームに軸が出来てきたコカ・コーラウエストは、彼らにどのような戦いを繰り広げるのだろうか。

もう一戦挙げるとしたら、クボタ対サントリー<9/30(土)13:00~@新潟県・新潟ス>。
究極のアタッキングラグビー完成間近のサントリーと、三洋電機に勝って勢いに乗るクボタ。クボタのFWは強力。ラインアウトを軸にした局地戦に持ち込めば、ペースを掴み勝算あり。SOの伊藤選手のキックが鍵になる。
サントリーは射程距離の長い選手がBK陣に顔を揃える。日本IBM戦で攻撃のイメージは各選手掴めたと思われるので、そろそろ「攻撃は最大の防御なり」の精神に基づいた展開ラグビーが見られるだろう。機動力戦になるとサントリーに勝算あり。塹壕戦に持ち込むか、機動力戦に持ち込むか、それぞれの試合か運びに注目だ。
負けたチーム同士の対戦となるのは、ヤマハ発動機対日本IBM<9/30(土)13:00~@大阪府・花園>。2連敗はお互いに避けたい。意地の見せどころである。

今年のトップリーグは、戦国時代のような感じだ。何が起こるかわからない。
地元で試合がある方は、ぜひ試合を見にいくべきである。日本ラグビーの進化の過程を見ることが出来るだろう。

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第7節 スケジュール・結果

11/29(土) 13:00 @ ヤマハ

11/29(土) 14:00 @ 秩父宮

11/29(土) 14:00 @コカ・ウエスト

11/30(日) 12:00 @ かきどまり

11/30(日) 13:00 @ 長良川

11/30(日) 13:00 @ 桃太郎

11/30(日) 14:00 @ かきどまり

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