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ラグビー 菊地紀満コラム「ニューフェイス」

【第1回】本命・東芝府中を引っ張るスキッパー。“男・テッペイ”の熱さに注目!/冨岡鉄平 東芝府中ブレイブルーパス

昨年のマイクロソフトカップで優勝カップを掲げてビクトリーラン。(C)スポーツエンターテイメントアソシエイツ/SHOT

昨年のマイクロソフトカップで優勝カップを掲げてビクトリーラン。(C)スポーツエンターテイメントアソシエイツ/SHOT

冨岡鉄平 東芝府中/センター
1977.3.1生(28歳) 180cm/92kg

 「好漢」と書いて、「いいおとこ」と読む。
東芝府中のキャプテン・冨岡鉄平にこそ、「好漢」という表現はふさわしい。ゲーム中、激しいタックルを見舞い、地に伏した仲間にいち早く駆けつけるのも、ノーサイドの瞬間に相手チームにいつも笑顔で敬意を表するのも冨岡である。ほかにも、われわれ取材者への常に誠実な対応など、自らを取り巻く者への“リスペクト”が彼の根底にあるのだろう。

 キャプテンに就任して今季が4シーズン目を迎える冨岡。ここまでのラグビー人生は、つねにスポットライトを浴びてきたチームメイトたちのそれとは少々異なる。中村三陽高校→福岡工業大学というキャリアは、決して弱いチームではなかったが、中央から見れば無名であったと言わざるを得ない。無名の存在に、突如注目が集まったのは東芝府中入社2年目のシーズンオフであった。まったく予期していなかったキャプテン就任の打診。薫田監督は「彼の持つ男らしさや熱さがチームに必要だと感じた」と振り返る。その後の東芝府中の上昇を見れば、薫田監督の意図したところが間違いではなかったのは明らかである。

 ポジションは、高校時代にフルバックから転向して以来センター。東芝府中でコンビを組むのは、当代トップリーグNo.1センターと評されるスコット・マクラウドだ。この元オールブラックス(ニュージーランド代表)をはじめ、ウイングにオト、森、フルバックに立川と、東芝府中にはスピードスターが揃っている。FWの豪快な突進やドライビング・モールばかりが取り上げられるが、BK陣のレベルもピカイチである。冨岡自身、こうしたスピードスターたちを走らせるプレー…スペースを作るランニングやパスワークに磨きがかかってきた。こうしたリンクプレーヤーとしての成長を認められ、6月のアイルランド代表とのテストマッチに日本代表として出場、念願のキャップを獲得している。

 また、BKのプレーヤーには珍しい“ギョウザ耳”は、コンタクトプレーを厭わない強さの証明でもある。180cm・92kgというサイズは、大型化が進むセンターとして決して大きくはないが、身体を張ったプレーはディフェンスに安定感をもたらしている。
 プレーは決して華やかではない。が、攻守両面においてチーム全体を安定させ、勢いに乗せることがキャプテン冨岡の真骨頂なのだろう。トップリーグでの全勝優勝、昨季は果たせなかった3冠へ。冨岡の熱いリーダーシップが、東芝府中をもう一段高みに引っ張り上げる。

※写真はいずれも昨年のマイクロソフトカップより

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第3節 スケジュール・結果

09/20(土) 17:00 @ 秩父宮

09/20(土) 18:00 @ 松本アルウィン

09/20(土) 19:00 @ 秩父宮

09/20(土) 19:00 @ グローバル

09/21(日) 15:00 @ 足利陸

09/21(日) 15:00 @ 柏の葉

09/23(火) 15:00 @ 花園

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