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ラグビー 菊地紀満コラム「ニューフェイス」

【第7回】帰ってきた豪脚。迫力満点のカウンターアタックに注目/四宮洋平 ワールドファイティングブル

(C)ワールドファイティングブル

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四宮洋平 ワールド/ウイング、フルバック 1978.12.8生(26歳) 178cm/90kg

 「俊足」と言われるプレーヤーたちの走りを見ていると、もちろん速いのだが、それぞれの走りがもたらす印象がずいぶん異なることに気が付く。例えば、日本が誇る代表の両ウイング、大畑大介(神戸製鋼)と小野澤宏時(サントリー)を例に挙げると、大畑の走りからは「キレ味の鋭さ」、小野澤のそれからは「やわらかさ」が印象的。そして、今回紹介する四宮の走りは「豪快」そのもの。迫力の点では日本人でNO.1であろう。

 神奈川県桐蔭学園高校時代から、その豪脚ぶりは評判になっており、高校日本代表候補にも選出されている。が、全国にその名が轟いたのは関東学院大学に進学してから。同大学では1年からレギュラーポジションを獲得(右ウイング)したが、大学選手権準決勝の対早大戦で、とんでもないプレーを披露する。キックオフからのボールを約90メートル先の早大ゴールまで、いわゆる“キックオフリターン”でトライしてみせたのである。スピードもさることながら、太股を高く上げ、急角度のステップを切りながらの劇走を、忘れられないのは筆者だけではないだろう。
 結局、大学時代は4年連続で大学選手権決勝進出を果たし、うち3回優勝。多くのチームからのオファーの中から選んだのは、ヤマハ発動機だった。入社後ニュージーランドに留学し、2003年にはノースハーバー州B代表などに選出された。同年日本代表にも選ばれ、キャップ3を獲得している。2004年3月にヤマハ発動機を退社。1年間ニュージーランドで腕を磨き、今年1月、日本人として初めて南アフリカのプロチームとの契約を果たした。入団したのは、ボーランド・キャバリアーズ。その後、5月にヨハネスブルグのレイダーズに移籍。契約満了と同時に帰帰国して、シーズン開幕直前のワールド加入は電撃的であった。
 海外で揉まれ、メンタル面でも非常にタフ。開幕したトップリーグでも、プレーだけでなく、大きな声を出して自軍を引っ張る彼の姿が目立っている。また、プレーを離れたところでも、ブログ(http://blog.nikkansports.com/sports/shinomiya/)で情報を発信するなど、活動の幅は広い。

 昨季は決定力不足に泣かされたワールドにとって、四宮の加入は問題解決に向けての最高の策であると言える。大西というパススキルの高いゲームメイカーがいるワールドで、四宮の力は最大限に引き出されるであろう。
 11月5日に行われるスペイン代表とのテストマッチの日本代表スコッドに四宮の名前はなかった。しかし、シーズンの深まりとともに四宮が持てる力を発揮すれば、来年のワールドカップではそのピッチに立っているかもしれない。

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第3節 スケジュール・結果

09/20(土) 17:00 @ 秩父宮

09/20(土) 18:00 @ 松本アルウィン

09/20(土) 19:00 @ 秩父宮

09/20(土) 19:00 @ グローバル

09/21(日) 15:00 @ 足利陸

09/21(日) 15:00 @ 柏の葉

09/23(火) 15:00 @ 花園

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