注目情報

ラグビー 菊地紀満コラム「ニューフェイス」

【第12回】フィールドプレーに、セットプレーにキーマンとなるチームの頭脳/安藤雅巳 クボタスピアーズ

(C)クボタスピアーズ

(C)クボタスピアーズ

安藤雅巳 クボタスピアーズ/フランカー
1977年4月4日生(28歳)180cm/95kg

 フランカーというポジションはシンどい。ボールのあるところに、誰よりも早く到達し、マイボールは確保し、次のアタックへとつなげなくてはならない。相手ボールの場合は、奪い返すか、リズムを崩すべく絡まねばならない。テレビ中継にもっとも長く映るポジションは、フランカーではないだろうか。大久保(サントリー)のように、世界のトップレベルでも十分に通用するフランカーが育ち始めている日本のラグビー界で、昨季より筆者がひそかに注目しているフランカーがいる。今季上位進出を狙うクボタスピアーズの安藤だ。

 そのプレースタイルは、典型的なフランカー。大型化が著しいFW第3列にあって、決して大きくないその体躯で、80分間走りまくる。見る者の心に響くものがある。

 安藤がラグビーを始めたのは、岡崎城西高に入学してから。大学は、名門・明治大へと進む。明治大といえば、「重戦車」と称される大型FW。決して大柄ではない安藤だが、その抜群の運動量と、その運動量が生み出す仕事量…ボールキャリアーのサポート、密集でのボール獲得・絡みなどが評価され、レギュラーの座を獲得する。クボタ入社後は、ケガに泣かされた時期もあったが、これまでほぼ順調にキャリアを積み重ねてきたといえるのではないだろうか。

 また、安藤はラインアウトのサインという非常に重要な役割も担っている。昨季前半、なかなか安定しなかったクボタのラインアウトだったが、中断期間中の合宿で安藤がサインを担当するようになり、しっかりと修正。後半は見違えるように安定した。セットプレーのカギを握っているわけで、いわば“チームの頭脳“であると言えよう。

 クボタは今季開幕前、各チームから「評価が低すぎる」と囁かれたほど、地力がついた。シーズンに入ってからは、第2節で神戸製鋼を創部初めて倒す(9/23・7-28で勝利)など、その力を証明しつつある。だが、他の上位チームに対してはあと一歩というところまで迫るものの、なかなか結果を残せていない。

 1勝1分4敗の成績で中断期間を迎えたが、シーズンはまだ半ば。荻窪監督が目標に掲げているトップリーグ4位には、まだまだチャンスが残されている。ベテランのロック赤塚が日本代表への復帰を果たすほか、スタンドオフ伊藤、センター吉田ら、チームの核となるプレーヤーたちがスコッド入りし、戦力は充実している。後半戦のカギは、安藤らバックローの超人的な活躍。山口キャプテンとともに、80分間ピッチを走りまくる、アツい姿をファンに見せてほしい。

[PR] お役立ち情報

ラグビートピックス

第3節 スケジュール・結果

09/20(土) 17:00 @ 秩父宮

09/20(土) 18:00 @ 松本アルウィン

09/20(土) 19:00 @ 秩父宮

09/20(土) 19:00 @ グローバル

09/21(日) 15:00 @ 足利陸

09/21(日) 15:00 @ 柏の葉

09/23(火) 15:00 @ 花園

ラグビー情報

マイクロソフトカップ2008

Microsoft CUPミニ・ラグビー交流大会2007

PR

このページ上に表示される記事内容、あるいはリンク先の記事内容はMSNおよびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。