注目情報

ラグビー 菊地紀満コラム「ニューフェイス」

【第18回】かつてないスケールの大きさ。世界に羽ばたくプレーヤーに/角濱嘉彦 三洋電機ワイルドナイツ

(C)JRFU(三洋電機)

(C)JRFU(三洋電機)

角濱嘉彦 三洋電機ワイルドナイツ/ウイング・フルバック
1979年12月5日生(26歳)190cm/100kg

 今季トップリーグ第5節、福岡サニックスブルース戦の前半23分だった。右すね骨折から1年ぶりに復帰した角濱が70mを独走、見事にトライを挙げた。日本ラグビー界が期待する才能が、復活した瞬間でもあった。
 190cm・100kg。堂々たる体躯は、フォワードのそれである。東芝府中のロック大野均選手のように、「ウィング“も”できる」というプレーヤーでこのサイズの選手はいるのだが、バックスが本職でこれほどの大型プレーヤーは角濱が初めてではないだろうか。

 その才能は、高校時代から高く評価されていた。東山高3年時に高校日本代表に選出され、フランスへ遠征。そのスケールの大きなプレーに目が留まった現地クラブのスカウトからオファーを受けるなど、世界的にもその才能は傑出しているようだ。その後、関東学院大に進学。在学中の4年間、チームは4年連続で大学選手権の決勝に進出し、なんとうち3回優勝。角濱も2年時からレギュラーに定着し同校の黄金時代を支えるとともに、春口監督の指導の下、そのスケールの大きさを失うことなく順調に成長を遂げた。

 しかし、順風満帆だった大学時代に比べて、社会人になってからは、やや曇天続き。名門・三洋電機は低迷し、なかなか上昇のきっかけを掴めず、角濱自身も期するところのあった昨季を骨折で棒に振ってしまった。
 三洋電機は宮本監督就任後、徹底したフィットネス向上とディフェンスの整備で生まれ変わった。元オールブラックスのスタンドオフ、トニー・ブラウンが引っ張るバックスは、今季絶好調のセンター山内、日本代表入りし勢いに乗るウイング三宅ら快足揃い。これに角濱が加わったのだからもう止まらない。前半戦の天王山、東芝府中戦(第6節・10/22)ではカウンターアタックが炸裂し、王者を見事に葬り去った。
 終盤戦を迎えてマークが厳しくなったこともあり、厳しい戦いが続いているが、三洋電機の復活はホンモノと見ていいだろう。その復活の要因のひとつは、間違いなく角濱の復帰にある。マイクロソフトカップ、そしてほぼ出場が堅いと見られる日本選手権でも、もっともっと走りまくってほしい。高校日本代表の同期からは、菊谷(トヨタ自動車)、松原(神戸製鋼)がひと足先に日本代表のキャップを獲得している。彼らとともに次代の日本ラグビーを支えるひとりとして、大いに暴れまくってほしい。

[PR] お役立ち情報

ラグビートピックス

第4節 スケジュール・結果

10/10(金) 19:30 @ 秩父宮

10/11(土) 12:00 @ 熊谷

10/11(土) 12:00 @西京極

10/11(土) 14:00 @ 熊谷

10/11(土) 14:00 @西京極

10/13(月) 12:00 @ 秩父宮

10/13(月) 14:00 @ 秩父宮

ラグビー情報

マイクロソフトカップ2008

Microsoft CUPミニ・ラグビー交流大会2007

PR

このページ上に表示される記事内容、あるいはリンク先の記事内容はMSNおよびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。