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ラグビー 菊地紀満コラム「ニューフェイス」

【築城昌拓/コカ・コーラウエスト】新星、現る。ボールを持ったら何かをしでかす男

(C)コカ・コーラウエストレッドスパークス

(C)コカ・コーラウエストレッドスパークス

築城昌拓/コカ・コーラウエストレッドスパークス/ウイング
1983年7月26日生(23歳) 176cm/90kg

第3節でヤマハ発動機ジュビロを下し、その実力を示したコカ・コーラウエストレッドスパークス。知将・向井昭吾監督は、スピーディーなアタック力と粘り強いディフェンス力を兼ね備えたチームに育ててきたが、成果が現れ始めたと言えるだろう。そのスピーディーなアタックのフィニッシャーがルーキーウイング築城昌拓だ。

その名前が中央に知れ渡り始めたのは福岡大学3年時、全国大学選手権で関東学院大とのゲームからである。このゲームで2トライ、翌年の全国大学選手権、法政大戦では3トライを挙げ、九州代表に選出された。そして7人制日本代表のスコッドに選ばれ、今年5月に7人制日本代表入りしてスペイン遠征を経験している。この間、わずか2年と少し。ダイヤの原石は、それほど磨かれることなくとも、光を放ち始めたのである。

「走り屋」としてのタイプは、日本代表ウイングのオト(東芝)に近い。大柄ではないが、がっしりとした体躯で重心の低い走りを見せる。したがって、コンタクトにめっぽう強い。倒れない。倒されてもすぐに起きてまた走る。
そんな破壊力抜群のパワフルな走りに加え、今季コカ・コーラウエストに加入してからはプレーの幅も拡がり、ボールを持つ機会が増えている。網走での夏合宿では、逆サイドからカットインし、ミッドフィールドでパスを受けラインをブレイクするプレーにトライしていた。その成果が現れたのが、第2節の対東芝戦。13-31と前年王者とがっぷり四つに組んで、正々堂々真っ向から戦ったコカ・コーラウエストだったが、築城が光を放ったのは後半28分。ミッドフィールドでパスを受けると自らショートパントを蹴り、ディフェンスラインの裏へ。最後は東芝ウイング・オトをかわしてトライを挙げたのだった。このように、コカ・コーラウエスト入りしてからもその成長は止まることを知らない。

「速さ」が目立つウイングはたくさんいる。が、「強さ」が際立つウイングは日本人にはなかなか現れない。築城は、久しぶりに現れた「強いウイング」である。「ボールを持つと何かやってくれる」と、向井監督が語る爆発力も魅力。7人制代表のキャップを獲得したいま、次のターゲットは日本代表。大畑大介(神戸製鋼)、小野澤宏時(サントリー)の両エースのほか、三宅敬(三洋電機)、オト(東芝)とライバルは多いが、驚異的な成長曲線を維持できれば、デビューは近い。

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ラグビートピックス

第3節 スケジュール・結果

09/20(土) 17:00 @ 秩父宮

09/20(土) 18:00 @ 松本アルウィン

09/20(土) 19:00 @ 秩父宮

09/20(土) 19:00 @ グローバル

09/21(日) 15:00 @ 足利陸

09/21(日) 15:00 @ 柏の葉

09/23(火) 15:00 @ 花園

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