リチャード・アパヌイ/セコムラガッツ/スタンドオフ
1979年10月2日生(27歳) 188cm/95kg
第4節を終え、1勝3敗と勝敗だけを見ると苦しんでいるように見えるセコムラガッツだが、敗れたのは東芝、三洋電機、NECと昨季の上位ばかり。いずれも接戦を演じており、チーム力は間違いなく向上している。7月に就任したウェイン ラブ・ヘッドコーチの指導力によるものは大きいが、実際の対戦中では新加入のスタンドオフ、リチャード・アパヌイの貢献度も大きい。
ラグビー王国ニュージーランドの、NPCサウスランドからやってきたアパヌイは、188cm95kgというサイズを活かし、自らディフェンス突破を図るだけでなく、正確で距離の出るキックと、長短正確なパスを巧みに織り交ぜる。小気味よいテンポから生み出されるセコムのアタックは見ていて非常に楽しい。改めてスタンドオフというポジションの重要性を認識させてくれる存在だ。
昨季までのセコムは、3年間チームを率いてきた加藤尋久前ヘッドコーチ(現東海大学テクニカルアドバイザー)が、「コンタクトの少ない、ボールがよく動かされるラグビー」を目指してきた。その最終形が見えつつあったものの、退任。前出のウェイン ラブ・ヘッドコーチはニュージーランドからということで、方向性が大きく変わるのでは…と懸念されていた。しかしながら、ラブ・ヘッドコーチはニュージーランド流を押し付けることなく、チームの目指すラグビーは継承されていると見ていいだろう。そこに、走って良し、パスを放って良し、蹴って良し、と三拍子揃ったアパヌイが加入したのだから、退化するわけがない。
第4節までで、アパヌイは得点ランキング4位につけている。開幕戦の対ワールドでの7PGを決めるなど、正確なキックに注目が集まりがちだが、ぜひ絶妙のパスを見ていただきたい。高いスキルと、鈴木貴士という絶対的な切り札を持つバックスをイキイキと走らせているのはアパヌイのパスがあってこそ。スクラムハーフ小池主将との息も合っているようで、ますます威力を発揮しそうだ。アパヌイが紡ぐリズミカルで楽しいアタックを、ぜひスタジアムで観戦していただきたい。
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(C)セコムラガッツ
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更新 10月6日 19:06
第3節 スケジュール・結果
09/20(土) 17:00 @ 秩父宮
09/20(土) 18:00 @ 松本アルウィン
09/20(土) 19:00 @ 秩父宮
09/20(土) 19:00 @ グローバル
09/21(日) 15:00 @ 足利陸
09/21(日) 15:00 @ 柏の葉
09/23(火) 15:00 @ 花園
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