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ラグビー 菊地紀満コラム「ニューフェイス」

【淵上宗志/コカ・コーラウエスト】円熟期を迎えた天才肌のスタンドオフ。初のトップリーグで輝く

(C)コカ・コーラウエストレッドスパークス

(C)コカ・コーラウエストレッドスパークス

淵上宗志/コカ・コーラウエストレッドスパークス/スタンドオフ
1977年4月17日生(29歳) 175cm/84kg

トップリーグでそのプレーを見ることができる日がやっと来た。淵上宗志。今季初めてトップリーグに昇格したコカ・コーラウエストの司令塔であると同時に、廣瀬(トヨタ自動車)の代表引退後、空席となっている日本代表の司令塔候補でもある。高校日本代表、U-23日本代表、学生日本代表、日本代表(5キャップ)と、あらゆるカテゴリーに選ばれた経験を持つエリート。現在のトップリーグにおいて、「お金を払ってでも見る価値のあるプレーヤー」のひとりだ。

名門・関東学院大学のスタンドオフの座を1年生で獲得した淵上は、2000年には初めて日本代表に選出された。その後2003年ワールドカップ直前まで代表スコッドに選ばれていたものの、最終選考で落選。残念ながら本大会出場を果たすことは叶わなかった。当時のコカ・コーラウエストは地域リーグで戦っており、代表スコッドから漏れた淵上のプレーを眼にする機会はだんだんと減っていったのだった。
知将・向井監督を迎えて3年目の今季、初めてトップリーグという国内最高の舞台にたどり着いたコカ・コーラウエストと淵上。久しぶりに見るプレーは円熟味を増し、以前よりも輝いている。正確なだけでなく、的確なタイミングで飛び出すキックが魅力だ。第5節、愛媛で行われた対NEC戦で、現在世界屈指のスタンドオフであるヤコ・ファン・デル・ヴェストハイゼンを向こうにまわしてのキック合戦は見応え十分だった。もちろんキックだけではない。スクラムハーフからのボールを受けるポイントをやや深めにし、ディフェンスとの間合いを見極めながら自らゲインライン突破を試みる瞬間の動きはキレがある。トップリーグ初登場のコカ・コーラウエストが、前半戦で素晴らしい戦いができたのは、15人の激しくしつこいディフェンスをベースに、淵上の的確なプレー選択があってこそだと感じる。

かつて、そのプレースタイルが「軽い」「身体を張らない」と評価されない頃もあったが、いまはもうそんな酷評は消えた。誰もがジャパンのスタンドオフ候補として、淵上を推すことができるだろう。アジア地区最終予選のメンバーには残念ながら選ばれなかったが、好調さを維持し続ければ、来年の本大会では背番号10の桜のジャージを纏った淵上の姿を見ることができるかもしれない。

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ラグビートピックス

第3節 スケジュール・結果

09/20(土) 17:00 @ 秩父宮

09/20(土) 18:00 @ 松本アルウィン

09/20(土) 19:00 @ 秩父宮

09/20(土) 19:00 @ グローバル

09/21(日) 15:00 @ 足利陸

09/21(日) 15:00 @ 柏の葉

09/23(火) 15:00 @ 花園

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