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ラグビー 菊地紀満コラム「ニューフェイス」

【篠塚公史/サントリー】超大型フランカーの誕生。復活サントリーFWの核

(C)Aki NAGAO

(C)Aki NAGAO

篠塚公史/サントリーサンゴリアス/ロック、フランカー
1983年7月13日生(23歳) 196cm/98kg

これまでに紹介してきた佐々木、有賀、青木らに比べ、注目度は低いものの、チーム内での存在感がどんどん大きくなっているのが篠塚公史だ。佐々木、青木とともに今季トップリーグの全試合でスターターとして器用され続けている。

ラグビー歴は比較的短く、埼玉県の強豪・埼玉工大深谷高に入学してから。したがって今年がまだ8年目ということになる。しかしこの間に、19歳以下、21歳以下、23歳以下、そして7人制の各代表に選ばれるなど、その歩みは極めて順調だと言える。これまではずっとロックだったが、サントリー加入と同時に、清宮監督からフランカーへのコンバートを言い渡されたという。フランカーという仕事の質量ともに問われるポジションを初めて、しかも国内最高峰のリーグで難なくこなしてしまうのだから、ラグビーの才能に恵まれているとしか表現のしようがない。サントリーでは長身とロックでの経験を活かし、ラインアウトではメインジャンパーとして欠かせない存在にもなっている。
篠塚のプレーは、見る者にサイズの割にやわらかい印象を与える。しなやか、と言っていいのかもしれない。走力も十分であり、タックルも強い。しかし「やわらかい」ということは、若干力強さに欠けるように感じるのも事実。本人も「パワーでも対抗できるようになっていきたい」と語っているように、この点がもうひと皮むけるための課題だと自覚しているようだ。

昨季までのサントリーは、才能豊かなBK陣を活かすFWが、上位チームと比べやや力不足であった。セットプレー、ブレイクダウン(ボール争奪局面)、フィットネスのすべてが未整備だった。清宮監督は就任後、スクラムの強化から取り組み、セットプレーの安定を図ってきた。そのカギとなったのが長身で走力のある篠塚だったのではないか。開幕からの7試合すべてにフル出場を続け、いまやサントリーFWには欠かせない存在となった。サントリーでのプレーを選択した理由に、「日本一になれること」を挙げている篠塚の夢が1年目にして叶うかどうか…後半戦でのますますの活躍を期待したい。

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第3節 スケジュール・結果

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09/20(土) 18:00 @ 松本アルウィン

09/20(土) 19:00 @ 秩父宮

09/20(土) 19:00 @ グローバル

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