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ラグビー 菊地紀満コラム「ニューフェイス」

【ニリ・ラトゥ/NEC】個性派集団をまとめるリーダー。世界を肌で知るプレーヤー

(C)NEC SPORTS

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ニリ・ラトゥ/NECグリーンロケッツ/FL
1982年2月19日生(25歳) 180cm/95kg

今季NECグリーンロケッツに加入したニリ・ラトゥは本名をオテニリ・ランギランギという。トンガ代表キャプテン(キャップ16)にしてパシフィックアイランダーズ(キャップ3)の一員でもある。また、スーパー14では2005年にチーフスでデビューし、その後ハリケーンズでもプレー。NPC(現エアーニュージーランドカップ)の強豪ベイ・オブ・プレンティーでのプレー経験も持つ。
強烈なボールへの絡みとブレイクダウンでの激しさは天下一品。しかしながらSacred Heart High school、つまり“聖心ハイスクール”卒業だけに心優しいナイスガイ。要するにラガーマンのお手本のようなプレーヤーというワケだ。

トンガは日本のラグビーファンにとって最も身近な国だろう。現大東文化大監督のラトゥを初め、現ジャパンにも侍バツベイ(近鉄ライナーズ)、オト(東芝ブレイブルーパス)ら帰化し日本国籍を取得したプレーヤーも数多い。また、先日のワールドカップに出場したトンガ代表スコッドにはラトゥの他にSOホラ(神戸製鋼コベルコスティーラーズ)、No.8フィリピーネ(日本IBMビッグブルー)、CTBタイオネ(三洋電機ワイルドナイツ)ら日本のクラブに所属しているプレーヤーが7人もいた。侍バツベイのように小山のような体躯の持ち主もいれば、オトのように日本人と比べても小柄なプレーヤーもいるなど非常に個性の豊かな集団であることがトンガという国の特徴だと感じる。ニリ・ラトゥは弱冠25歳で豊富な経験とリーダーシップで彼ら『個性派集団』をまとめ上げたわけだ。

事実、ワールドカップでのトンガ代表の躍進はラトゥの活躍なくして実現は不可能だったろう。息が詰まるような展開が80分間続いたサモア戦を制することができたのも、優勝した南アフリカと30-25と接戦を演じることができたのも、準優勝のイングランドを追い詰めたのもラトゥの献身的なタックルと衰えないハードなタックルがあったからなのだ。
NECのバックローは層が厚い。No.8には我らがキャプテン箕内がデンと控え、ラトゥと同じオープンサイドFLにはトップリーグ屈指の実力者マーシュがいる。成長著しい日高、職人・大東も健在。しかしラトゥの存在感は日毎に大きくなっている。180センチ95キロと決して大きくないが、その激しいプレーをぜひライブで観戦してほしい。

以上

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10/11(土) 12:00 @ 熊谷

10/11(土) 12:00 @西京極

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10/11(土) 14:00 @西京極

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